おそらく類は友を呼ぶ・・・

伝説は常に人々に知られる形で作られるわけではありません。人知れず戦い続ける者達がいます。戦いの宿命から逃れられない者達がいます。
これは昨夜行われた聖戦の軌跡なのです・・・。
始まりの狼煙は、友人O氏からの突然の電波攻撃でした。
O『よし!奴等をなぎ払え!・・・・・・・・・眠い。』
さすがです。腐っても・・・いや腐臭がしても、さすがO氏です。私はすかさず、
私『腐ってやがる・・・、早すぎたんだ!眠ればいいよ、永久に。』
と反撃。しかし百戦錬磨のO氏は背後からの奇襲を用意していました。
O『胃液だだ漏れ!』
私『何か食べれば良いじゃん、カスミとか。』」
私のダメージは大きく、防御だけで精一杯です。ちなみに〝カスミ〟は仙人がカスミ(霞)を食べていることからの引用です。決して人名ではありません。(ホントだって!)
ともかく、一気にたたみ掛けるO氏。
O『最近は何も食わなくても朝起きると胃が痛い。飯食ってない、まともに食うのは大抵夜ぐらい。』
私『胃薬を飲みなさい。』
O『無駄だ!そんなものなど、この俺には通用しない!』
攻撃は苛烈でした。現実と幻想を巧みに組み合わせた攻撃は自我の崩壊の危険性が有りますが、O氏はそれを難なく操るのです!私は禁呪を使わざるを得ませんでした。
私『甘いな。我らには伝説の胃薬がある!』
私は精神の歪みに耐えつつ、O氏の反撃を待ちました。
O『君の言う胃薬って・・・歩いたりしないよね?』
さすがのO氏もダメージを隠せなかったようです。しかし私も力が残っていません。
私『まさか。歩くわけ無いだろう。ちょっと話すぐらいだ。』
O『だよね。そのくらいがボーダーだもんね。』
私『そうそう』
聖戦は痛み分けに終わりました・・・。戦いとは常に虚しいものです。<現実世界>
はぁ〜・・・。何故、私の周りにはO氏のようなサイコが多いのでしょうか?
神の声(類は友を呼ぶ)
何っ、私は認めんぞ!
神(類は友を・・・)
ならば貴様も友だ!
神(・・・・・・しまった・・・・・・)