本の事。

待っていた時間は読書。
その本はカルトの集団妄想に関する内容でドイツを引き合いに出していました。
特に興味を持ったのが鞭打ちのカルト。簡略して説明すると「黒死病→社会不安→神の罰?→苦行」で、その集団は肉が裂けて血が流れても恍惚としていたんだそうな。で、段々膨れ上がってきて、暴徒と化し、ユダヤ人等を虐殺と。何でも貧困層が多く、金貸しをやっていたユダヤ人に矛先が向いたとか。後半が中国・韓国の反日暴動を思い起こさせますなぁ。
他の「魔女狩り」とかも考察されてましたが、具体的な集団妄想の原因の考察が無かったです。
では考えるしかない。思うに、何か「不安」があって、安易な「原因・解決策」を作ったんですな。で、自分が安心するためなので、より楽な「弱者」へ矛先が向かい、相手が弱者であるが故に歯止めが利かなくなると。
しかし、それだけでは魔女狩りを説明出来ない。+αとして、利権と選民思想を入れれば大丈夫かな?
利権は潤滑油に過ぎないとして・・・ん?結局「俺様偉い」という妄想に行き着いて駄目じゃん。韓国人の場合はその妄想を補強するために日本人を罵らずには居られないんだけど(砂の城をいくら補強しようと徒労なんだけど)、これとは違うし、何故偉くあろうとするか、を考察するのは面倒だなぁ。
フム。やっぱり「馬鹿だから」でまとめた方が無難かな。優れた理論とは簡潔な理論という事で。